【2017年1月】SEO界で知らない人はいない!あの松尾茂起さんの直接指導を受けてきた!
こんにちは!デザイン業界未経験から、"流れに流されて(このあたりの事情は別記事を書いたらリンクします)"家で子育てしながらフリーランスをしているムラカミです。
あなたは自分が書いた文章が「どうやったら最後まで読んでもらえるのか」「本当に読んだ人のためになるか」…漠然と悩んだ経験はありませんか?
私も以前は文章を書くことに強い苦手意識があって、全く人に読んでもらえないし、役にも立たない「文字の羅列」ばかりを作っていた…という苦い経験があります。
でも、実は、自分のコンテンツが誰かの困り事を解決するための便利なツール(アプリ)となることを意識するようになって解決したんです。
そして、そのきっかけになったこのが「エモゼミ × CSS Nite in FUKUOKA, Vol.10 【ワークショップで学ぶ】ユーザーと検索エンジンから評価されるためのwebライティングの極意」でした!
このワークショップで
- ユーザーの検索行動の「終点」を意識する
- 自分のコンテンツが誰かにとってのツール(アプリ)になることを意識する
- 信頼できる情報を提供する
- 読まれやすいテクニックを使う
- アウトプットよりインプットにお金も時間もかける
…その他、たくさんのSEOに関する極意を教わりました。
もし、このワークショップに参加しなければ、私はこれからもずっと「人の役に立ち、最後まで読まれる文章」は書けなかっただろうし、ライティングに迷えるクライアントに的外れなアドバイスをし続けていたかもしれません…
そうならないためにも、今回は「沈黙のWebライティング」の著者であり株式会社ウェブライダー代表松尾茂起さん直伝の「webライティング思想とテクニック」についてお伝えします。それではまいりましょう!
"【ワークショップで学ぶ】ユーザーと検索エンジンから評価されるためのwebライティングの極意" で勉強してきました。
2017年1月14日博多で行われた、
エモゼミ × CSS Nite in FUKUOKA, Vol.10(2017年1月14日、クリエイティブセンター福岡で開催)
に参加してきました。
アイドットデザインの越水さんが書かれたブログにもありましたが、上の文章はトータル4時間半にも及ぶ濃いワークショップの最後に出された課題を、このブログ用にアレンジしたものです。
「それではまいりましょう!」と煽っておいて申し訳ありませんが、あの濃いセミナーを網羅的にレポートしようとすると挫折しそうなので、特に印象深かったポイントへの感想を書きますね。
ノウハウは全て「沈黙のWebライティング」に書かれてあるので、ぜひ読んでください("読む"と言うよりご"利用ください"と言う方が適切な気もします。情報を頭にインプットするだけでなく、アウトプットまで面倒を見てくれる書物です。松尾さんは、読者の理解度によって利用できる情報が異なるので、ぜひ何度も読んでほしいと仰っていました)。
私が特に印象深かった3つのポイント
たくさんのノウハウを教えて頂いたのですが、私が特に印象深かったのは次の3つ。
① 上位表示されるのは、ユーザーの悩みが一発で解決されるようなコンテンツ。困りごとを抱えて検索する人の解決ツール(アプリ)となれ!
Googleに評価されるには、コンテンツは他と比較して使いやすいツール(むしろアプリと言ってもいい)であることを意識すること。すなわち、マニュアルとして使いやすく、信頼の置けるものでなければならない。その為には、更新日時がすぐ分かる位置になければならないし、情報の出どころが確固たるものであると明示しなくてはならない。
今までライティング=文章を書く…ということだと思っていたので、目から鱗でした。
- ユーザーは検索したくてGoogleを使っているのではない。問題解決したいからしょうがなく検索している。 → ユーザーにとって一番いいのは、もうそれ以上検索する必要がない=検索行動の「終点」になれるコンテンツである。
- 悩みを抱えていても、何というキーワードで検索すれば良いかすら分からない人もいる → 情報は分かりやすく網羅的に。
- ただし、機能(情報)を盛り込み過ぎると反って使いづらくなるので注意が必要
- 便利なツール(コンテンツ)はブックマークする人が増える → リピーターが増える。
- マニュアルとして使いやすいものはずっと上位に! → いつ更新されたか(新しいかどうか)がすぐ分かる…などテクニックがある
② 「誰」が発信しているかが重要。信頼の置ける人・嫉妬されない人の話には耳を傾けてもらえる。
記事やその話者が信頼できることが重要なのは、素人の私でも何となく想像できました。でも「嫉妬されない人物」が話者である方が、多くの人に読んでもらえるということは、説明されてなるほどと感じました。コンテンツも人も、多くの人から好かれる・嫌われないものが人気を集めるのですね。
③ ユーザーを育てろ!ノウハウは惜しみなく出せ!最後に時間の大切さを訴求!そうして得たコンバージョンからは、クライアントと良い関係で仕事できる。
とても意外だったのは「ノウハウは惜しみなく出す」ということです。
クライアントを得たい分野について、分かりやすく丁寧なコンテンツを作成する。それを参考にすれば、必ずあなたでもできるというくらいのコンテンツを。
そして最後に…「あなたもできる。でも、膨大な時間(=機会+人件費)が必要ですよ。ということはプロの私たちに依頼するのと自分でするの、どっちがいいかもうお分かりでしょう?」と落とし込む。
それまで丁寧な記事を読んできたユーザーは、そのことが理解できるのです。だからこそ、契約後もサービスの価値を理解して無茶なことは言ってこない。良い関係で仕事ができます。
- 見込み客の育成(リードナーチャリング)
- ユーザーの学ぶ意欲を削がないように、コンテンツを分割するのも手 → 理解の段階に応じたコンテンツを複数用意する → ユーザーの知識レベルを網羅した体験型コンテンツ
さいごに
松尾さん、とても素晴らしいセミナーをありがとうございました!前半が終わり休憩に入るやいなや、となりの席の方と「もの凄かったですね!!!」と目を見合わせて言ってしまうほど、濃く・心地よい興奮のある時間でした。
せっかく懇親会にも参加したのに終電の関係で直接お礼を述べられなかったのは残念でしたが、とても感謝しています。
このブログは書くことに一生懸命で、教わったことをほとんど反映できていませんが…次回お目に掛かる日までには、しっかりインプット・アウトプットの術を身につけて、もうちょっとましなレポートを書けるように努力する所存です。